和をたしなむ

2026.02.18更新 - 徒然なるままに

素敵なお母様と褒められたい 入卒式着物コーディネート Vol.5~番外編 44年前に写真から想うこと。~

 

卒業式・入学式シーズンの到来です。

 

 

その大切なお子様の門出の時を、

自分らしく装う着物で迎えたいとお考えの方も、

きっと多くおられる事と思います。

 

 

きもの専門店として、そうした皆さまのお気持ちに寄り添い、

最大級の応援をするのは当たり前の事ですし、

その様なハレのひとときのお役に立てる事は、

この仕事をしている何よりの励みであり、喜びです。

 

 

 

今月のコラムでは、

そんな皆さまのお気持ちに叶う、

美濃幸好みの入卒式着物コーディネートをご紹介してまいります。

 

 

着物のコーディネイトに限らず、

どの様な着物を選んだらいいのか、帯〆や帯揚げといった小物の選び方、

お手持ちの着物や帯を活かすコーディネイトなど、

コラムをご覧の皆さまのお役に立てる様な情報を発信していきます。

 

 

どうぞ楽しみにご覧くださいませ。

 

 

VOL.1では「美濃幸好みの附下コーディネイト」として、

美濃幸好みの附下と合わせた袋帯をご紹介するなかから、

入卒式というシチュエーションに向く色や柄の解説をいたしました。

 

詳しくはこちら

素敵なお母様と褒められたい 入卒式着物コーディネート VOL.1

 

 

VOL.2では「春色の帯〆選び」と題して、

入卒式に向く帯〆の選び方を解説いたしました。

 

詳しくはこちら

素敵なお母様と褒められたい 入卒式着物コーディネートVOL.2

 

 

VOL.3では「デイリーバッグとしても使い込める利休バッグと草履」として、

買い替え時でもある草履バッグのおすすめ品をご紹介いたしました。

 

詳しくはこちら

素敵なお母様と褒められたい 入卒式着物コーディネートVOL.3

 

VOL.4では「本当に名古屋帯でも良いの?! 時代に合った入卒式名古屋帯コーディネート」と、

今の時代に合った帯選びを解説いたしました。

 

詳しくはこちら

素敵なお母様と褒められたい 入卒式着物コーディネートVOL.4

 

 

 

さて、

 

今日はVOL.5という事ですが、少し横道に逸れた番外編を。

 

一枚の写真から、私が考えている入卒式着物の意味をご紹介いたします。

 

 

 

 

これは44年前の写真。

 

そう、私が小学校入学式に校門の前で撮った一枚です。

 

 

当時の記憶など全くもって定かではありませんが、

記憶を辿るために当時のアルバムをめくると、

そこにはうちの母だけでなく友人のお母様方も、

思い思いの着物に袖を通した姿が残されていました。

 

 

私が子どもの頃は、礼装と言えば和装と洋装は半分半分といった感覚。

 

写真の母はピンク色の絵羽付けの絞りの小紋(訪問着?)に、

恐らくプラチナ箔を使った袋帯(当時大流行したそう!)を結んでこの時を迎えており、

この様に色無地や訪問着(当時は附下はあまりなかったように思います)を選び、

黒の絵羽織が羽織ってというコーディネートが流行りだったようです。

 

 

それから約50年もの時を経て時代が変わり、

多様化した現代おいてはそれまでの「礼服=和装」だけではなく、

我が子を想う気持ちを込めて、それこそ思い思いの和洋問わない一着に袖を通し、

そのひとときを迎えられるようになりました。

 

 

VOL.1でも書きましたが、

私の肌感覚では、令和の和装対洋装の比率は、1対9。

 

 

我が家では幼稚園から小学校、そして中学校。

また公立から私立と何回かその時を迎えてきましたが、

名古屋市内において言えば、この肌感覚に大差は無いように思っています。

 

 

 

決して洋装化やカジュアルダウン化に異論を述べている訳ではなく、

何より大切な事は、我が子の事や我が家を想いその衣装を選ばれるという事であり、

その想いの部分は50年前も、そしてこれからも変わることのない大切な気持ちだと思っています。

 

 

 

それでも、

 

きもの専門店の一人として、

 

着物という素晴らしいファッションであり文化を愛する一人として、

 

その大切な子供の成長を祝い、家族の節目を迎えるひとときを共にする一着に、

着物という選択肢を選んでもらいたいと言う切なる願いを胸にしている事は確かな事。

 

 

その想いを大切にして、

日々ご縁あった皆さまに向き合い、精一杯ご相談に乗らせていただき、

また今回の特集である「素敵なお母様と褒められたい入卒式着物コーディネート」を、

一言一句向き合いながら解説をしております。

 

 

 

そんな皆さまが心から、

 

 

「着物で良かった。」

 

そう思っていただけるコーディネートをしたい気持ちを、

この古くも初々しい自身の写真をみて、改めて感じた今日此の頃でした。

 

 

 

引き続き、

「素敵なお母様と褒められたい入卒式着物コーディネート」を、

楽しみにご覧くださいませ。

 

 

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