和をたしなむ

2024.06.20更新 - 浴衣

繊細な女性らしさを、夏の爽やかさをお楽しみ下さい。「美濃幸好み竺仙浴衣コーディネート」

 

29日(土)まで「夏衣お披露目会」開催中です!

 

詳しくはこちら

6月開催イベント「夏衣お披露目会」開催します。

 

 

 

昨日に引き続き、

美濃幸好みの浴衣コーディネートをご紹介。

 

男性向けの浴衣コーディネートだったので、

今日は女性向けに合わせてみました。

 

ではどうぞ!

 

 

 

縦方向の柄付けと、配色が洋風なモダンさを感じる染め上がりですが、

付けてある柄は桔梗や撫子といった至って古典的な夏の花となっています。

 

この絶妙なバランス感覚で染め上げる染屋さんは、

皆さまよくご存じ、江戸染の名店「竺仙」さんが手掛けた一反になります。

 

 

 

注染の浴衣、綿絽の浴衣は数あれど、

柄付けや色遣いのバランスが最も好みなのは、やはり竺仙さん。

 

江戸好みというのでしょうか、

余計なものを省き、洗練された雰囲気に染め上がる一反を見るにつけ、

「竺仙さんらしさ」を感じ、それに共感しています。

 

 

 

そうした細やかな女性らしさを感じさせてくれる綿絽浴衣に、

夏の爽快感を感じて頂ける水色ぼかしの半巾帯を合わせました。

 

 

 

 

この水色の半巾帯も、竺仙さんが手掛けた一本。

 

 

同じ染屋のものだから合うに決まっていますが、

浴衣には水色は一切使ってはいませんが、

使う色のトーンが合っているので、

自然と馴染んでみえます。

 

 

一方の端がぼかし染になっているのも特徴のひとつ。

 

 

変わり市松模様の帯地と相まり、

無地の帯とは思えない表情豊かな存在感があります。

 

 

 

もうひとつ、

 

アクセントとして小田巻が3つ付いた細組紐を添えてみました。

 

 

 

「浴衣=半巾帯」は定番コーディネートですが、

毎回それでは面白味に掛けるというもの。

 

 

アレンジは色々とあり、

また最近は「浴衣=夏の普段着着物」という文化も定着してきて、

合わせる帯を八寸帯にしてみたり、

 

半巾帯の場合でも、

こうして帯〆をひとつ加えるだけで、

熟れた着姿と個性あふれる彩りをお楽しみいただけます。

 

 

アクセサリーを付ける様な感覚で、

お好みの色目のものを合わせるのも楽しさを盛り上げるポイント。

 

 

浴衣はあくまでも普段着着物であり、遊び着になるので、

こうした帯〆や帯留などの色合わせは、

自分らしい色を取り入れると、一層楽しい気持ちでお召し頂けます。

 

 

 

夏を楽しむ、浴衣姿。

 

ご自身はもちろんの事、まわりで見ている皆さまも、

日本の夏の美しさと楽しさを感じさせてくれる着姿です。

 

 

 

いつものコーディネートにワンアイテム加えて、

どうぞ自分らしい夏の装いをお楽しみくださいませ。

 

 

 

《掲載商品のご購入はこちらから》

※商品名と写真をクリックしていただくとオンラインショップに移行します。

 

竺仙浴衣「綿絽・女性向け・撫子に桔梗」

44,000円(税込・反物価格)

 

 

 

半巾帯「竺仙・麻・ボカシ染め・水色」

30,800円(税込)

 

 

帯〆「細角紐・手組・三色小田巻付き」

8,800円(税込)

 

 

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