和をたしなむ

2026.02.05更新 - コーディネート紹介

草木染の魅力を最大限にお楽しみいただく着物姿。「お客様コーディネイトをご紹介」

 

 

今日のコラムは、美濃幸好みの着物を纏われた、

お客様の着姿をご紹介いたします。

 

※お客様のご承諾の上に掲載をさせていただいております。

 

 

 

先日の京都での問屋さん巡りの合間に、

関西にお住いのお客様と落ち合い、楽しいお茶の時間を過ごしました。

 

 

一年ほど前にSNSを通じてご縁が繋がり、

その際に当店とのより深くご縁が繋がるきっかけになった一品が、

草木染作家小熊素子さんが手掛けた無地紬。

 

 

薔薇を使い糸染をした無地紬で、

微妙な色の揺らぎや、無地ながらも表情溢れる織り上がりに、

私が一目惚れをして仕入れをした一反で、

そうした一反に心留めていただけた事が大変うれしく感じました。

 

 

その後はオンラインでのやり取りだけでなく、

来名の際は実店舗にもお立ち寄りいただき、

着物にまつわる色々なお話をさせていただける、

私にとって楽しくも有難いご縁となっています。

 

 

 

SNSやオンラインショップで繋がらせていただいたお客様の多くは、

実店舗の皆さまとは違い、オンライン上のみで完結する事がほとんど。

 

そうしたものをお求めだからこそ、

オンラインショップをご利用いただけているであろうと感じています。

 

 

私のスタンスとしては、

実店舗であろうとオンラインショップであろうと何も変わらず、

むしろオンラインショップをご利用下さる皆さまにも、

実店舗で感じる「きもの美濃幸の空気感」を少しでも味わっていただきたいと思い、

やり取りをさせていただいている写真や行間などに織り交ぜていますが、

 

こうしてオンラインショップから実店舗への繋がりが出来、

その上お会いして、お見立てをさせていただいた着姿を生で拝見出来る事は、

代えがたい喜びでもあります。

 

 

さて、

前置きはこの程度にして、

 

立春の頃に似合うきものコーディネートはこちら。

 

 

 

 

お召しになられている長着は、

前段でもお知らせしました小熊素子さんが織り上げた無地紬。

 

 

グレイッシュな色味ですが、

どこかベージュの様な温かみを感じる織り上がりとなっています。

 

 

撮影をした場所がスポットライトが当たる場所だったので、

肩あたりの色目はそうしたベージュ系統の暖かな色味になっていますが、

外の陽射しが当たっている裾あたりの色目はグレイッシュな色味に。

 

 

 

この様に光の当たり方や、合わせる帯の色、

小物の組み合わせによって微妙な色の変化をお楽しみいただけるところが、

糸染から織り上がりまで拘りぬいたものづくりをされている、

小熊素子さんの魅力のひとつです。

 

 

 

 

帯はお手持ちの博多織の一本。

 

その色目に似合うようにと配慮された帯締めの色合わせは同系色にまとめ上げ、

帯揚げは柄物の一枚を合わせ込み、胸元にワンポイント置いたコーディネートです。

 

 

長着~帯~帯締めと、色が整っているのですっきりとした全体の印象がありますが、

そのなかにひとつ暖かな空気感を感じさせてくれる立春に相応しい組み合わせ。

 

 

八掛も表と出来る限り同系色に合わせたので、

この帯揚げの一色が際立つ素敵な着姿でした。

 

 

 

 

こうして全国各地で、美濃幸好みの一着、コーディネイトをお楽しみいただけている事が、

私にとっての何よりの喜びであり、最大の励みです。

 

 

素敵にお召しいただいたKさま、

誠にありがとうございました!

 

 

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