和をたしなむ

2025.07.26更新 - 袋帯

透明感と気品を感じる礼装の一本として。「美術工芸啓 袋帯・押し本漆本金箔 生引き糸・舞楽菱」

 

秋に向けて、美濃幸好み新商品をご紹介しております。

 

 

今日ご紹介します一品は、

フォーマル向けの礼装袋帯。

 

当店にしては珍しいお品のご紹介となります。

 

 

 

きもの美濃幸は多くの方がご存知のとおり、

また自分たちもその様に認識をしておりますが、

カジュアル傾向に軸足を置いた品揃えをしているきもの専門店です。

 

 

帯となると、九寸帯・八寸帯がメイン。

 

袋帯はオンラインショップをご覧になられてもわかる様に、

数点のご紹介に限られています。

 

 

ひとつひとつを丁寧に扱っていきたいと思う小さな店なので、

あれもこれもと仕入れることもなく、

 

皆さまがきもの美濃幸に期待して下さる品揃えや、

自分たちが強みと思っているセレクトを絞り込んでご提案している訳ですが、

 

皆さまから礼装のご相談を受けても責任もってご対応できる様に、

フォーマルも美濃幸好みのセレクトをした一揃えをご用意しております。

 

 

 

過日も大好きで大切に扱っておりました美術工芸啓さんの袋帯をお見分けいただく事が叶い、

また時を同じくして心に留まる啓さんの袋帯と出逢う事となり、

仕入れてきました一本がこちらです。

 

 

 

 

『美術工芸啓 袋帯・舞楽菱』

 

 

白地に本金箔を使い菱紋を織り上げ、

そのうちには色糸を使い華文を織り上げた一本になります。

 

 

 

 

美術工芸啓さんは、

京都における帯屋さんのなかでも、

最も若い機屋と言われている、10年ほど前に立ち上がった帯屋さんになります。

 

 

 

私も創業当時から懇意にしている問屋から紹介をされ、

また、見るたびに心留まる一本に出会う事も叶い、

度々仕入れてはご縁あった皆さまにお見分けいただき、

また仕入れるというサイクルを続けております。

 

 

 

 

文様のこと、織り上がりのこと、クオリティの高さのことなどは、

多くの方が知るところですし、ご覧いただいた通りですので説明は省くとして、

 

私が想う啓さんの魅力は、

手掛けたどの帯たちにも

 

「澄みわたる透明感」

 

があると感じ、

またそれが啓さん独自の世界観へと繋がっていると感じています。

 

 

 

 

礼装帯となると、一般的には箔使いが多くなり、

金銀糸を使う事や色数を増やすこと、また技巧を凝ることで、

その礼装帯たるところを織り上げることが多いのですが、

啓さんの帯たちはそれらを極限まで省いたところに魅力が在ります。

 

 

 

 

通常、これだけ金箔糸を使うと、

ギラギラとした雰囲気になってしまうのですが、

素材を吟味し、本金箔を使用したこともあり、

光が当たると上品な箔色を発してくれます。

 

 

 

 

その本金箔に合わせる色糸選びも絶妙で、

花菱を彩る鶸色・藤色・黄色・水色のいずれも、

色が協調し、美術工芸啓の帯としての雰囲気や品を創り上げてくれています。

 

 

 

 

華美になり過ぎず、かと言って地味でもなく、

素材選びから色糸選びまで、

ひとつひとつ丁寧な仕事をなされる啓さんのものづくりに賭ける姿勢がそのすべて。

 

 

他にはない世界観と、一本の帯としての上質感、

何よりこの魅力を創り上げているように私は思っています。

 

 

 

 

訪問着や附下げ、色無地に合わせて、

フォーマルの格式は最大限保ちつつも、

透明感ある気品を感じる着姿をお求めの方にお届けする事が叶えば、

何よりも嬉しいこと。

 

 

 

秋の礼装である七五三や、

春の礼装である卒業式や入学式に向けて、

その様な理想を叶える一本としてお役立てくださいませ。

 

 

 

 

《掲載商品のご購入はこちら》

※商品名と写真をクリックしていただくとオンラインショップに移行します。

 

 

袋帯「美術工芸啓・押し本漆本金箔 生引き糸・舞楽菱」

616,000円(税込・反物価格)

 

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